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コンパル・巨騰合資の筐体メーカー、南京新工場が7月に出荷開始


ニュース 電子 作成日:2009年2月20日_記事番号:T00013525

コンパル・巨騰合資の筐体メーカー、南京新工場が7月に出荷開始

 
 ノートパソコン(ノートPC)受託生産大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は、ノートPC用筐体(きょうたい)世界最大手の巨騰国際控股と共同出資する筐体メーカー、句容華葉新技を改名し、巨宝精密加工を設立したと発表した。

 巨宝は中国江蘇省南京市に200ヘクタールの工場を建設中で、アルミニウム・マグネシウム合金およびプラスチック製の筐体を第2四半期から試験生産、7月に出荷を開始する計画だ。今年末までに月産能力150万台を目指す。20日付経済日報が報じた。

 生産するノートPCの約20%でアルミニウム・マグネシウム合金製筐体を採用しているコンパルは、巨騰との資金および技術提携により、自社調達能力をさらに強化する意向だ。

 コンパルはまた、巨宝に対し第三地を経由して1億300万台湾元(約2億8,000万円)を出資すると発表した。これによりコンパルの出資比率は31%から33%に上昇した。巨宝の資本金は1億米ドルで、巨騰の出資比率は53.44%。