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域内液晶モニター市場、5〜10%のマイナス成長【図】


ニュース 家電 作成日:2009年2月23日_記事番号:T00013559

域内液晶モニター市場、5〜10%のマイナス成長【図】

  
 台湾液晶モニター市場の今年の出荷台数は120万台以下に落ち込み、5~10%のマイナス成長となる予測だ。昨年に続く減少だが、マイナス成長幅は縮小する見通し。21日付工商時報が報じた。
 
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 2008年のモニター市場は出荷台数120万~130万台、成長率マイナス20%(予測)と、初のマイナス成長に転じた。液晶テレビ市場は出荷台数約94万台、成長率15%ながらも予測を下回った。

 しかし、今年1月は春節(旧正月)や消費券効果で液晶モニターの出荷台数が10万~12万台と予想を上回っており、通年で昨年よりも小さいマイナス幅が見込めるという。

 なお、パネル価格が2月から2%上昇したことを受け、モニター各社も3月から、主流の18.5インチおよび21.6インチ型ワイドモニターで200~300台湾元(約537~805円)の価格引き上げを実施する方針だ。

 液晶パネル大手の奇美電子(CMO)は昨年、華碩電脳(ASUS)との契約終了により、出荷台数が22万~23万台、市場シェアは約18%にとどまったが、今年は出荷30万台、シェア25%が目標だという。