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作成日：2009年2月23日_記事番号：T00013563
富士康の携帯電話工場、ベトナムから建設許可
ベトナム紙タインニエン電子版の報道によると、鴻海精密工業系列の富士康科技集団（フォックスコン）は18日、傘下のエフィンビル・インターナショナル社名義による投資総額２億米ドルの携帯電話工場建設について、ハノイ近郊のビンフック省政府から許可を受けた。生産能力は年間8,900万台に上る。
同工場建設はグループの50億米ドルに上るベトナム投資計画の一環で、第２ビンスエン工業団地に建設される。富士康は、ノキアの携帯電話やアップルのiPhone、ソニーのゲーム機「プレイステーション」やノートパソコンを製造する予定だとしている。
また、21日付工商時報によると、仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）もビンフック省での投資計画を進めており、先ごろコンパル・ベトナム開発管理社への５億800万台湾元（約14億円）増資案を董事会で決定している。コンパルはコスト低減のほか、中国での生産集中によるリスク分散をベトナム投資の理由として挙げている。
