ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

国民党資産問題、李前総統の責任追及へ


ニュース 政治 作成日:2007年7月6日_記事番号:T00001360

国民党資産問題、李前総統の責任追及へ


 国民党の党資産処理監督委員会はこのほど、李登輝前総統の党資産処理過程に過失があったとして、法的責任を追及すべきとの立場を確認し、弁護士に依頼し、提訴を検討していくことを決めた。6日付聯合報が伝えた。

 国民党幹部によると、同党が問題視しているのは、李前総統時代の党資産処理過程で、重要事項の決定手続きが会社定款に違反していたり、取引過程が内部規定に違反しているなどのケースがあったこと。

 国民党の総統候補である馬英九氏は、李前総統に一定の敬意を払う路線だが、李前総統が民進党が推進する国民党資産の実態解明に関する住民投票案に賛成の署名をしたことから、党内では反李ムードが高まった。党内事情に詳しい消息筋は、「李前総統を提訴することになれば、古い国民党と徹底して決別する意味合いがある」と分析した。