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「蒋介石元総統は228事件に責任」=馬英九総統


ニュース 政治 作成日:2009年2月25日_記事番号:T00013606

「蒋介石元総統は228事件に責任」=馬英九総統

 
 馬英九総統は24日、1947年に起きた国民党政権による台湾住民弾圧事件、228事件について「当時の国家元首として蒋介石元総統には当然責任がある。過ちがあれば隠すべきではない」と述べ、真相究明を重視する姿勢を示した。25日付中国時報が伝えた。
 
 馬総統はまた、「真相が不明だから疑いや恨みを晴らすことができない。真相を明らかにし記憶することで、事件の再発を防げる」と述べ、中央研究院台湾史研究所が26日に開催する228事件の史料発表会への期待を表明した。
 
 このほか、与党国民党の一部立法委員が「228基金会による(被害者遺族への)賠償は終わった」として、同基金への予算拠出を取り止めるよう主張していることについて、馬総統は「賠償は基金会の役割の一部で、真相の究明や族群(エスニックグループ)間の融和などまだ任務は残されている」と語り、こうした意見に反対する考えを示した。