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鴻海が高雄ソフト園区進出撤回か、市は「計画に変更なし」


ニュース 電子 作成日:2009年2月25日_記事番号:T00013628

鴻海が高雄ソフト園区進出撤回か、市は「計画に変更なし」

 
 25日付聯合報は、経済部輸出加工区・高雄軟体(ソフトウェア)園区内、約1万坪の用地への進出を計画していた鴻海集団が、用地が広すぎるとして計画を白紙撤回し入札を取り下げたと報じた。ただ、一方で同日付工商時報では、高雄市の李永得副市長が24日、「鴻海による高雄での投資計画に変更はない」とコメントしたと伝えた。

 聯合報では、「改めて同用地への進出企業を募るための、第2次公告の実施を3月初めにも予定している」という加工出口区管理処の発言を伝えている。

 しかし工商時報の報道では、李副市長は24日、「鴻海は5月20日までに高雄で500人を雇用することに同意しており、これには絶対に変更はなく、加えて同社は第2段階として雇用を3,000人まで拡大することも計画している」と強調した。この件について市政府関係者は先週、鴻海の南部投資計画の責任者と面会して確認したという。

 鴻海集団の郭台銘董事長は昨年4月、就任前の馬英九総統と会談した際に同園への投資を明言し、同集団は昨年11月18日までに投資申請書を提出していた。