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永奕科技の無線タグシステム、高雄港関税局で導入


ニュース 電子 作成日:2009年2月25日_記事番号:T00013630

永奕科技の無線タグシステム、高雄港関税局で導入


 永豊餘グループ(製紙メーカー大手)の子会社、永奕科技(ヨン・テクノロジーズ)が中山化学研究院および艾生公司との技術提携により開発した無線ICタグ(RFID)システムが、高雄港関税局に採用され、2月20日より正式に運用が始まった。同社の開発した製品は、海外の製品に比べてコストが安く、年間約5万個の需要が見込まれている。25日付経済日報が報じた。

 高雄港では、積み替え作業を利用した密輸を防止するため、関税局が年間の積替えコンテナ100万~120万個のうち、5%を対象に抜き打ち検査を行っている。

 検査でコンテナを押収する作業には、これまで1人1時間当たり1,000台湾元(約2,800円)以上のコストがかかっていた。永奕科技によると、関税局が今回導入した無線タグシステムでテストした結果、積み替え作業にかかる時間が年間6,000時間削減できることが分かったという。