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中華映管の携帯用パネル、ノキアへ3月出荷か


ニュース 電子 作成日:2009年2月26日_記事番号:T00013659

中華映管の携帯用パネル、ノキアへ3月出荷か

 
 26日付工商時報によると、液晶パネル大手の中華映管(CPT)は昨年末、初めてノキアから携帯電話向けパネルを受注し、3月から出荷を始めるという観測が出ている。中華映管がノキアに供給するのは2インチのローエンド携帯電話向けパネルのもようだ。

 中華映管はこれに対し、個別の顧客についてはコメントできないとしている。

 同社は一昨年から中小型パネルの受注を増やし、昨年は中小型パネルの売上高が全体の16%以上を占め、現在は第4.5世代ラインの約45%を中小型パネルの生産に充てている。

 これまでは中国のホワイトブランド(地場ブランドの総称)携帯電話向けパネルが中心だったが、今年はノキアのほか、日系の大手メーカーとも供給に向けた協議が行われているとされ、2~3インチのデジタルカメラ用パネルを受注する可能性があるとされる。これにより中小型パネルの受注量がさらに増え、下半期には第4.5世代ライン生産能力の約80%を同型製品の生産に振り向けることになるとみられる。