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イートロン董事長、「最悪の時期は過ぎた」


ニュース 電子 作成日:2009年2月26日_記事番号:T00013661

イートロン董事長、「最悪の時期は過ぎた」

 
 ニッチ製品を主力とするDRAMメーカー、鈺創科技(イートロン・テクノロジー)の盧超群董事長は25日、中国政府が農村への家電普及を支援する「家電下郷」プロジェクトによる受注増を受け、「最悪の時期はもう過ぎた」と述べ、今後の業績は上向くとの認識を示した。26日付経済日報が伝えた。

 盧董事長によると、ニッチ型DRAM製品市場は、世界的な金融危機の影響を受け、12月は業績が大きく落ち込んだ。しかし、中国の「家電下郷」政策の恩恵で受注が4月まで見通せるようになったため、昨年12月が同社にとっての景気の底と結論付けたという。

 同社は現在、売り上げの25~30%を占めるハードディスク用に加え、液晶テレビ用の比率も同水準に引き上げて、主力製品とする構えだ。また、業界では最先端の70ナノメートル製造プロセスを導入し、競争力を高めている。