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昨年12月の離職率、過去8年で最悪


ニュース その他分野 作成日:2009年3月2日_記事番号:T00013704

昨年12月の離職率、過去8年で最悪

 
 行政院主計処の28日の発表によると、景気低迷を受けて企業がリストラを実施したことなどで、昨年12月に職場を去った雇用者は17万人に上り、離職率は2.82%と過去8年で最も高くなった。一方、新たに就職した人は9万人で、雇用者全体に占める割合を示す入職率は1.54%と、調査を開始した1979年以来で最低だった。1日付工商時報が報じた。

 主計処によると、昨年第1~3四半期の毎月平均の離職者は12万~13万人に上っていたが、毎月15万~16万人が新たに就職したため、雇用者数は増加傾向にあった。しかし昨年第4四半期は離職率が2.59%と、IT(情報技術)バブル崩壊の影響を受けた01年第2四半期以来で最も高くなり、入職率(1.85%)をも上回った。

 全体の雇用者数は昨年夏の624万人から、昨年末には607万人まで減少した。