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1月の景気総合判断指数、2カ月連続で下限の9ポイント【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年3月2日_記事番号:T00013706

1月の景気総合判断指数、2カ月連続で下限の9ポイント【図】

 
 行政院経済建設委員会(経建会)が27日発表した1月の景気総合判断指数は、前月と同じ下限の9ポイントで、景気対策信号は5カ月連続で「後退」を示す「青」が点灯した。経建会は「景気がいつ回復するかの判断は難しい」としており、景気低迷が依然続くとの認識だ。28日付経済日報が伝えた。
 
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 前月に続く9ポイントは、総合判断指数指数算出の指標となる9項目すべてで指数が最低値を下回っていることを示しており、指標がさらに下落してもこれ以上低下することがないため、景気総合判断指数を公表する意義が薄れているとの指摘も出ている。

 また、先行指標総合指数は前月から4.9%下落して84.4ポイントとなり、2008年2月から12カ月連続の下落となった。

 経建会の洪瑞彬経済研究処長は、先行指標総合指数算出のための指標のうち、1月は消費券効果で流動性資金(現金通貨と預金通貨)を示すM1Bがわずかに改善したのみで、半導体の出荷受注比率(B/Bレシオ)、輸出受注指数、工業・サービス業の残業時間などその他の項目はすべて下落していると説明した。