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台北101、賃貸料5%値下げも


ニュース 建設 作成日:2009年3月2日_記事番号:T00013715

台北101、賃貸料5%値下げも

 
 台北市の高層商業ビル「台北101ビル」は2月27日の董事会で、入居企業に対し最大5%まで月額賃貸料の調整余地を認めることを決めた。賃貸料は現在、1坪当たり平均3,400~3,500台湾元(約9,500~9,750円)で、オフィス部分の入居率は80%を超える。入居企業の約5%が今年契約期間満了を迎え、4%が契約を更新して入居を続ける予定だ。28日付工商時報が報じた。
 
 台北101の昨年の売上高は、オフィス部分が約20億元、ショッピングモール部分が約70億元で、目標を約5%下回った。今年は中国人観光客などをターゲットに、昨年と同水準の売上高を目指し、新たに高級ブランド店10軒近くを誘致する予定だ。
 
 また、台北101は27日、高い防火水準を満たすことを証明する「防火安全標章」を内政部から授与された。林鴻明代理董事長は、絶対的な安全と最高のサービスを提供すること、および高級品販売を主としたショッピングモールの経営方針を継続する考えを強調した。