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ダイキンのエアコン、4月から10%値上げ【表】


ニュース 家電 作成日:2009年3月2日_記事番号:T00013718

ダイキンのエアコン、4月から10%値上げ【表】

 
 クーラー市場で今年も価格競争がスタートした。台湾エアコン市場シェア1位の台湾日立とパナソニック台湾が微調整にとどめると宣言し、シャープ、LG電子や、東元電機(TECO)、声宝(サンポ)、大同訊電、東元、歌林(コリン)など台湾ブランドが値上げを行わない意向を示す中、シェア2位のダイキンは4月から約10%の値上げを実施する。2日付経済日報が報じた。
 
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 業界予測によると、域内家庭用クーラーの今年の市場規模は、前年比5万台減の約90万台で、昨年全体の4割を占めたインバーターエアコンが、今年は初めて5割以上となって45万台を突破する見込みだ。インバーターエアコンは、ダイキンが昨年まで8年間連続でシェア首位を守っている。

 台湾日立は3月に新発売する一部の機種の価格を従来より1~2%引き上げるが、全体としては低価格で市場開拓を進める戦略をとる。販売台数は前年比微増の25万台を見込んでいる。

 パナソニックも今年日本市場で導入したクーラーと空気清浄機が一体となった新機種「e-ion」でコスト上昇を反映させ1~3%値上げするほかは販売価格を据え置き、通年の販売台数は前年比10%増を目指す。