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石門ダムの水位低下、3月から供給制限


ニュース 公益 作成日:2009年3月2日_記事番号:T00013719

石門ダムの水位低下、3月から供給制限

 
 経済部水利署北区水資源局は27日、最近降水量が少なく、石門ダム(桃園県龍潭郷)の水位が取水口より低くなったことを受け、3月から夜間(午前0~6時)の供給制限実施を決定した。28日付聯合報などが伝えた。
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 同ダム上流では1月の降水量が1964~08年平均の36.1%、2月は同19.7%しかなく、夏にかけての水不足が懸念されている。このため、水資源局は水不足緊急対策チームを結成し、今月1日から農業用水の25%供給制限、および5日から工業用水と生活用水の10%制限を発表した。蘋果日報によると台北県(板橋、土城、樹林、新荘、泰山、三重、中和の一部)および桃園県、新竹県で計400万人以上が影響を受けるとみられる。

 ただ水利署は、台湾北部の工業区や科学園区の業務用、生活用水は夜間に水圧が下がり供給量が減少するほか、高地で水圧が低くなる程度で、大きな影響はないとしている。

 2日午後2時現在の石門ダムの水位は満水位より約14メートル低い230.98メートル、貯水量は52.28%となっている。
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視察に訪れた劉兆玄行政院長は、住民に節水を呼び掛けた(28日=中央社)