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対中輸出、6年ぶりマイナス成長


ニュース その他分野 作成日:2009年3月3日_記事番号:T00013732

対中輸出、6年ぶりマイナス成長

 
 経済部国際貿易局(国貿局)が2日発表した中台貿易に関する最新統計によると、2008年の対中輸出総額は前年比0.4%減の739億8,000万米ドル、対中貿易黒字は同7.9%減の425億7,000万米ドルで、ともに2002年以来6年ぶりのマイナス成長となった。3日付工商時報が伝えた。

 昨年は世界金融危機の影響で9月から中国市場の成長が鈍化し、対中輸出額は電子製品を中心に急減、特に11月、12月はそれぞれ前年比でマイナス38.7%、マイナス53.2%と大幅に減少しており、通年でのマイナス成長につながった。また、対中輸出依存度も過去3年で最も低い28.9%となった。

 一方同年の中国からの輸入額は前年比12.1%増の314億2,000万米ドルで、輸入全体に占める割合は13%だった。

 中台の貿易総額は、全体の21.2%を占める1,054億米ドル、前年比3.1%増と小幅の成長で、国貿局は昨年の中台貿易は予測を下回るものであり、今年も大きな成長は望めないと表明している。