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宝成集団、台中で総合開発区に着工


ニュース 建設 作成日:2009年3月3日_記事番号:T00013738

宝成集団、台中で総合開発区に着工

 
 製靴大手の宝成国際集団は3日、台中市総合開発区の第1区画(55.82ヘクタール)での開発事業に着工した。同社が不動産開発市場に参入するのは初めて。3日付経済日報が伝えた。

 同社は約2万坪の用地を確保しており、潜在利益は数百億台湾元に達するとみられる。土地開発は同社傘下の宝慶開発が担当。不動産開発は地場建設大手の精湛建設(ライト&グレート)との合弁会社「精湛亜太建設」が担当する。用地造成は来年中に完了する予定で、開発費は約30億元(約83億円)を見込む。精湛亜太建設には宝成集団が70%を出資している。

 第1区画は宝成集団の事業本部周辺に位置しており、台中港路と安和路の交差点付近にある。用地造成後は大型商業施設の建設が計画されており、統一、潤泰、遠雄などの企業グループやモルガン・スタンレー、メリルリンチなどの外資が投資意欲を示している。

 台中市総合開発区は総面積1,394ヘクタールで、14の区画に分けて開発が進められる。中でも宝成集団が手掛ける第1区画は立地条件が良く、最も注目されている。