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2月の新車販売、減税効果で15カ月ぶり成長【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年3月3日_記事番号:T00013742

2月の新車販売、減税効果で15カ月ぶり成長【表】

 
 2月の新車登録台数は、1月19日に施行された改正貨物税法の減税効果を受け、前年同月比3.7%増となる1万5,515台だった。2月は春節(旧正月)明けのオフシーズンで、昨年と同水準と予想されていたが、2007年11月以来実に15カ月ぶりの成長となった。3日付経済日報が伝えた。
 
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 減税対象は排気量2,000cc以下の新車購入で、1台当たり3万台湾元(約8万3,000円)が減免となる。このため、中華三菱汽車では商用小型車の売れ行きが伸び、前年比で33.8%の成長を見せた。また、台湾ホンダは先ごろ1カ月半にわたり製造を休止していたため、1,000台以上の新車受注に対応できず、供給不足に陥っている。他社でも突然の市場回復にパーツ輸入が追い付かない状況だという。供給不足状態は4月ごろまで続く見通しだ。
 
 ただ、改正貨物税法による減税効果は、月ごとに低下するとみられており、業界では3月の新車登録台数は1万8,000~1万9,000台と慎重な予測を示している。