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作成日：2009年3月4日_記事番号：T00013764
陳水扁前総統の拘置期間、２カ月延長
台北地方法院は３日、マネーロンダリング（資金洗浄）などの罪で起訴されている前総統・陳水扁被告の拘置期間を今月26日の期限切れから２カ月延長することを決めた。４日付自由時報が伝えた。
陳被告は拘置取り消しを求めていたが、長男の陳致中被告や総統府元会計担当者の陳鎮慧被告が起訴事実を認めたことなどで、陳被告の容疑が強まったことに加え、ハンスト、手記出版などの手段で訴訟進行を妨害しようとしており、逃亡の恐れがあるなどとして、拘置延長を決定した。
台北地裁は「裁判は準備手続き段階だが、起訴状に示された具体的証拠の信ぴょう性が形式的に認められれば、犯行の重大さが身柄拘束に相当する程度に達する」と判断した。
