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陳前総統ファミリーの資産管理人、黄芳彦氏を容疑者認定


ニュース 政治 作成日:2009年3月4日_記事番号:T00013766

陳前総統ファミリーの資産管理人、黄芳彦氏を容疑者認定

 
 最高検察署特別偵査組(特捜部)は3日、陳水扁前総統ファミリーの資産管理にかかわり現在米国に滞在しているとみられる黄芳彦・元新光医院副院長の電話での供述に基づき、黄氏が台湾で管理していた5カラットのダイヤモンドを含む宝石など80点を押収したと明らかにした。資産価値は少なくとも1億台湾元(約2億8,000万円)以上とみられる。特捜部は同日、黄氏が陳ファミリーの資金洗浄(マネーロンダリング)事件にかかわったとみて容疑者認定を行うとともに、出頭要請に応じない場合、指名手配すると表明した。4日付聯合報が報じた。

 関係者の証言によると黄氏は2006年、陳ファミリーの巨額の金銭の扱いをめぐって、馬永成被告(元総統府秘書長)、鄭深池・兆豊金融控股前董事長、辜仲諒・中国信託金融控股総経理と協議を行ったことがある。また、馬被告の供述によると、黄氏は陳ファミリーの長年の友人で、金銭の取り扱いを任されており、扱った金額は呉淑珍被告の兄である呉景茂被告よりも多かったという。