ニュース 運輸 作成日:2009年3月4日_記事番号:T00013768
台北~高雄の航空路線を唯一運航する華信航空(マンダリン航空)が同路線の赤字を理由に行っている撤退申請に対し、交通部民航局の幹部が、高雄市で7月に開催されるワールドゲームズの終了後、撤退を認可する考えを示した。実際に撤退となれば、台北~高雄の航空路線が完全に廃止されることになる。4日付工商時報が報じた。
台北~高雄の航空路線は、台湾高速鉄路(高鉄)開通で大打撃を受け、立栄航空(ユニー航空)、遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)、復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)が相次いで撤退した。
残った華信航空も、昨年8月には毎日2往復を運航していたが、現在は金・日曜の夕方と月曜の早朝の週3往復に縮小した。搭乗率も優待チケットを利用する社員を含めても50%と、利益が出る80%にはほど遠い。そのため、毎月250万台湾元(約700万円)の赤字となっている。
華信航空は同路線の搭乗率向上のため、往復チケット4,240元を3,440元に値下げする「時速800、省800」キャンペーンを6月末まで実施中だ。
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