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日盛金、持ち株会社4社に買収打診か


ニュース 金融 作成日:2009年3月4日_記事番号:T00013771

日盛金、持ち株会社4社に買収打診か

 
 日盛金融控股は今年2月初め、筆頭株主である日本の新生銀行を引き受け先とする94億台湾元(約263億円)の増資実施を董事会で決議し、3月までに新生銀が同社の経営権を握る見通しとなっていた。しかし消息筋によると新生銀側がその後態度を変えたため、日盛金はゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、野村証券を通じて新たな買い手を探しており、▽富邦金融控股▽元大金融控股▽永豊金融控股▽国泰金融控股──の域内持ち株会社4社に買収が打診されたとみられる。4日付工商時報が報じた。

 関係者によると、元大金、永豊金、国泰金は日盛金の提示する買収額が高すぎるとして応じず、買収を行うのは富邦金となる可能性が高いとみている。

 日盛金は今回の増資で発行する新株を1株4元に設定しているが、同社株の3日終値は2.48元で、これを基に計算するとプレミアムは60%に上る。