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泰山企業、コンビニ損失から脱却


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年3月4日_記事番号:T00013773

泰山企業、コンビニ損失から脱却

 
 缶入り食品やコンビニエンスストアを展開する泰山企業は、抜本的な組織再編と生産品目の見直しで、旧福客多商店(ニコマート)による累積赤字を解消し、業績改善に弾みを付けた。4日付工商時報が伝えた。

 同社はまず、畜産部、食品部、油脂部の生産と販売を一元化し、消費食品事業群と基幹食糧物資事業群に再編した。

 また、彰化県田中鎮に1億2,000万台湾元(約3億4,000万円)を投資し、浮遊性飼料工場(年産4万トン)を建設しており、4月に操業を開始する。今年から養豚農家向けに発売した配合肥料向け原料も売れ行きが好調だ。

 市場関係者は、同社が福客多による過去2年の赤字3億元の解消に成功したほか、同社が保有する全家便利商店(ファミリーマート)株による収益などで、今年は好業績が期待できるとみている。