ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

新光人寿、新光三越A11館を売却へ【表】


ニュース 建設 作成日:2009年3月4日_記事番号:T00013777

新光人寿、新光三越A11館を売却へ【表】

 
 新光金融控股傘下の生保大手、新光人寿保険は3日の董事会で、台北市信義計画区の新光三越百貨A11館(2,534坪)の建物と土地の売却、および台北市内湖科技園区の漢諾威科技ビル(1,669坪)と陽光科技ビル(555坪)に対する商業用不動産ローン担保証券(CMBS)の発行を決議した。証券会社からは、3棟で今年110億~120億台湾元(約308億~336億円)の収益が期待できるとの予測が示された。4日付経済日報などが報じた。
 
T000137771

 
 不動産業界関係者によると、若者をターゲットとして年間売上高が50億元に上る新光三越百貨A11館は、土地価格が1坪350万元で、取引総額では100億元以上となる見通しだ。A11館は現在の年間賃貸料4億2,000万元から計算すると、同ビルへの投資利回りは年4%程度とみられる。

 入札参加募集要項はきょう4日、公告される予定だ。新光三越百貨本体や、域内で不動産物件を最も多く所有する国泰金融控股が募集に応じるとの観測が出ている。