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パネル産業の景気、3月末を底に回復へ=コーニング


ニュース 電子 作成日:2009年3月4日_記事番号:T00013788

パネル産業の景気、3月末を底に回復へ=コーニング


 液晶パネル用ガラス基板の世界最大手、米コーニングのピーター・ボラナキス(Peter F. Volanakis)社長兼最高執行責任者(COO)は3日、これまで続いていた世界的なパネルサプライチェーンの苦境は今月末に谷底を脱し、その後回復に向かうとの見方を示した。4日付経済日報などが報じた。

 ボラナキス社長はまた、「末端市場の液晶テレビ販売が好調で、主流の19、32インチ液晶テレビ向けパネル価格で上昇がみられるとの情報をサプライチェーンから得ている」と話した。

 さらに、台湾、韓国のパネルメーカーでは1月から2月にかけて設備稼働率が上昇しており、こうした状況の下、部品サプライヤーへの値下げ圧力も弱まるとの認識を示した。

 コーニングは、今年の世界市場での液晶テレビ販売台数が前年比で9%成長すると予測している。また、市場調査機関、NPDグループによると1月の液晶テレビ販売台数は、米国市場で前年同月比35%成長、中国で同109%成長、日本で同17%成長となり、さらに2月は米国市場で同40%もの成長がみられた。