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AUO・奇美電の稼働率、5.5世代以上ラインで急上昇


ニュース 電子 作成日:2009年3月5日_記事番号:T00013822

AUO・奇美電の稼働率、5.5世代以上ラインで急上昇

 
 今年に入っての緊急受注増加と、生産を一部ラインに集約させる戦略により、域内パネル2大手の友達光電(AUO)と奇美電子(CMO)は最近、第5.5、6、7.5世代の各生産ラインで稼働率の上昇が顕著となっている。両社とも6世代ラインはフル稼働に近づいており、AUOは3月末には7.5世代ラインの稼働率が70%近くまで上昇する見込みだ。5日付工商時報が報じた。
 
 奇美電によると、同社が生産を集中させている6世代ラインの月産能力は現時点で9万枚で、既に稼働率100%を超えているという。
 
 AUOも6世代ラインの稼働率が90%に迫っているほか、サムスン電子およびソニーから、40、42インチ液晶テレビ用パネルで在庫積み増しのための受注が増えており、7.5世代ラインの稼働率上昇につながっている。なお同ラインでは現在、40、42インチ液晶テレビ用パネルが全体の約半分を占めているという。