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中国、呂前副総統の訪中意向を歓迎


ニュース 政治 作成日:2009年3月6日_記事番号:T00013830

中国、呂前副総統の訪中意向を歓迎

 
 中国人民政治協商会議の中華全国台湾同胞聯誼会は5日、「呂秀蓮氏が新聞社の社長として大陸(中国)を訪問することを歓迎する」と表明した。呂前副総統は先ごろ「中国に招待する用意があるなら『玉山午報』の創刊人として訪中することもやぶさかではない。中台関係の正常化に際し、われわれは広い心で臨まなければならない」と発言したことを受けてのもの。呂前副総統は独立派を中心とした「泛緑」陣営の象徴的人物で、訪中が実現すれば時代の移り変わりを象徴する出来事となりそうだ。6日付聯合報が伝えた。
 
 呂前副総統の関係者は、「まだ連絡を受けていない。正式な招待があれば検討に入る」と語っている。
 
 民進党内では、荘碩漢政策会執行長が「(統一を目論む)中国の策略に引っ掛かるな」と警戒心を訴えた。一方、李俊毅立法院党団幹事長は、「台湾独立に対する信念があれば、共産党のリーダーに台湾の主権や独立について説明すればいい」と述べ、独立した主権を重視する台湾の民意を中国指導部に伝えることは好ましいことという考えを示した。