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作成日：2009年3月6日_記事番号：T00013832
第３回中台公式協議、ＥＣＦＡも議題に＝馬総統
馬英九総統は５日、中台間の総合的経済協力協定「経済合作架構協議（経済協力枠組み協議、ＥＣＦＡ）」締結へのスケジュールについて、今年６月にも開催されるとみられる次回の中台公式協議で、少なくとも初期段階の協議を行いたいとの考えを示した。６日付聯合報が報じた。
一方中国の温家宝首相も５日、全国人民代表大会で行った政府活動報告の中で、今年の対台湾政策について「両岸（中台）間に特色ある経済協力のメカニズムを確立することを目指す」と語った。中国側も中台間の経済協定締結を今年の政策目標として盛り込んでいることがうかがえる。
次回の中台公式協議で経済協定が議題となるかについて中国国務院台湾事務弁公室の王毅主任（閣僚級）は、「（台湾側の対中交流窓口機関の）海峡交流基金会（海基会）が望むのであれば、大陸（中国）側はオープンな態度で臨む」と語った。
