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作成日：2009年3月6日_記事番号：T00013841
土地銀、新光人寿中山ビルを売却へ
台湾土地銀行は５日、台北市の中山北路と長春路の交差点にある新光人寿中山ビルを最低32億9,291万台湾元（約92億6,140万円）で売却すると発表した。６日付経済日報が伝えた。
同ビルは来年１月に満期を迎える５年物不動産資産信託（ＲＥＡＴ）の対象資産となっている。土地銀は償還財源を確保するため、同ビルの売却を決めた。土地銀は「最低入札価格は市価の約90％」に設定したとしている。入札結果は今月30日に発表される。
同ビルは新光人寿が2005年、保険会社は自社ビルを担保に銀行から借り入れを行うことができないため、ビルを証券化し、土地銀を信託引き受け機関とする形で資金調達を行っていた。
