ニュース 建設 作成日:2009年3月6日_記事番号:T00013844
潤泰集団(RUENTEX)傘下の潤泰水泥は5日、2007年に経営破たんした力霸集団の水泥企業部(セメント事業部)宜蘭県冬山工場(年産能力100トン)を、債権銀行の兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)から競売により取得した。落札価格は21億2,400万台湾元(約60億円)。6日付経済日報などが報じた。
潤泰集団は傘下に、不動産開発を手掛ける潤泰創新、潤泰営造、潤弘精密工程事業などを擁する。力霸のセメント事業買収で、特殊セメントなどを手掛けられるほか、建設事業全体のコスト削減も期待される。なお、潤泰水泥は現在、コスト高騰などから操業を停止している。
潤泰集団の研究開発(R&D)部門が独自開発したセメント「泰固美特耐」は域内市場で需要が高く、出荷量は2005年以来毎年50%成長しており、昨年は14万4,500トンに達した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722