ニュース 社会 作成日:2009年3月9日_記事番号:T00013862
野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドA組で、台湾代表は7日、中国に1対4で敗れた。韓国戦に続く連敗で決勝ラウンドに進めなかったばかりか、中国との国際試合では史上初の2連敗となり、強い代表をつくるという野球界および行政の意欲の欠落に強い批判が巻き起こっている。8日付蘋果日報などが伝えた。
今回の大会では、米大リーグや日本のプロ野球に在籍する有力選手の辞退が相次いだ上、中華職業棒球大連盟(CPBL)でも、兄弟エレファンツを除いて、各チームが極めて非協力的だったのが大きな敗因とされている。ラニューベアーズと興農ブルズが選手のけがを恐れて参加を禁じたほか、統一セブン-イレブン・ライオンズの選手もオーストラリアでの練習に参加しなかった。
一方、中国代表は確実に実力をつけており、今回は走攻守のパフォーマンスで台湾を圧倒した。
まさかの2連敗に東京に遠征した応援団も声を失った(8日=中央社)
スポーツ評論家の傅達仁氏は、スポーツを管轄する政府機関の責任を指摘し、「台湾のスポーツ政策は重い病にむしばまれている」と強く批判した。インターネットの掲示板にも「宿敵は韓国から中国になった」と書き込まれるなど厳しい意見が相次いでいる。
日米で活躍する選手を除き、他のメンバーは8日台湾に帰国したが、多くを語らず家路についた。
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