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台南企業、域内向けブランドの販売中止【表】


ニュース その他製造 作成日:2009年3月9日_記事番号:T00013879

台南企業、域内向けブランドの販売中止【表】

 
 アパレルメーカーの台南企業は、台湾の内需市場向け自社ブランドの展開を今月までに中止する方針を固めた。7日付経済日報が伝えた。
 
 同社は「Tony Wear」「Emely」と自社ブランドを台湾市場向けに展開していたが、競争激化に加え、市場規模が小さく、収益性が上がらないため撤退を決めた。今後は中国事業に経営資源を集中し、台湾事業はOEM(相手先ブランドによる生産)に特化する。台湾向けブランドに投じた費用と損失は、これまで順次減損処理してきており、第1四半期決算での損失計上は2,000万台湾元(約5,650万円)以下にとどまる見通しだ。
 
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 台南企業は10年前に台湾向け市場に参入し、一時は三井物産と提携して、仏ブランド「etvous」も展開していたが、既に販売代理契約を解除している。
 
 業界では聚陽実業も3月までに自社ブランド「picapica」と「Pandra’s Box」の店頭販売を中止する。このうち「Pandra’s Box」はネット販売に特化する。