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デジカメの佳能、「円高で日本からの受注増える」


ニュース 家電 作成日:2009年3月9日_記事番号:T00013881

デジカメの佳能、「円高で日本からの受注増える」

 
 デジタルカメラ大手、佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)の曽明仁総経理は6日、円高の影響から日本メーカーは生産規模を縮小しており、今後台湾メーカーへの委託生産を必ず増やすとの見方を示した。7日付工商時報が報じた。
 
 佳能が6日発表した昨年の売上高は、前年比1.73%減の331億台湾元(約940億円)で、純利益は同35.7%減の12億3,000万元、粗利益率は9.7%だった。
 
 曽総経理によると、今年1~2月の出荷台数は114万台だった。今年上半期の出荷見通しは第1四半期が200万台だが、第2四半期は新製品の出荷が始まるため、300万台まで伸びるとしている。しかし上半期全体では前年同期の600万台と比べると依然2割のマイナスとなる見通しだ。