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HTC、特許訴訟で独企業に敗訴


ニュース 電子 作成日:2009年3月9日_記事番号:T00013883

HTC、特許訴訟で独企業に敗訴

 
 携帯電話端末大手の宏達国際電子(HTC)が独IPComの持つ特許権を侵害したとして訴えられた裁判で、独ミュンヘン地裁は6日までに、被告のHTC一部敗訴の判決を言い渡した。独経済紙ハンデルスブラット(電子版)が伝えた。
 
 原告のIPComはHTCが発売しているスマートフォンが欧州仕様の第3世代(3G)携帯電話通信規格であるUMTSに関する特許を侵害していると訴えていた。判決はIPComが100万ユーロ(約1億2,500万円)の担保金を支払うことを条件に、HTCに対象商品のドイツ内での販売を禁止できるとした。
 
 IPComは「双方が特許のライセンス条件で合意に達することを望んでいる。合意に達しない場合には、HTC側に販売中止を求める」とコメントした。
 
 一方、7日付経済日報によると、HTCの鄭慧明財務長は「IPComの特許は侵害していない」として、ミュンヘン地裁に特許無効の申し立てをしたことを明らかにした。