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AUOの太陽電池事業、彰化県二林に工場設置を計画


ニュース 電子 作成日:2009年3月9日_記事番号:T00013887

AUOの太陽電池事業、彰化県二林に工場設置を計画

 
 今年、太陽電池産業への進出を計画している液晶パネル大手の友達光電(AUO)は、彰化県二林鎮に薄膜太陽電池工場2基を建設する計画だ。当初の生産能力は各25メガワット(MW)、計50MWの予定。陳炫彬同社副董事長は、「当社は今後、『世界最先端の液晶ディスプレイ企業』から『世界最先端のエコロジー企業』へ転身を図る」と語った。9日付経済日報が報じた。
 
 AUOは太陽電池産業への総投資額を60億~80億台湾元(約170億~226億円)としているが、同社がパネル工場を保有する中部科学工業園区(中科)后里園区では用地を確保できないため、二林での設置を決めた。今後は川上・川下の提携メーカーにも進出を要請し、同地を太陽電池産業の一大集積地としたい考えだ。
 
 またAUOは今年、従業員を1,500人採用する計画とされるが、これは主に太陽電池や発光ダイオード(LED)などの新興産業での人材確保が目的で、現在の不景気を利用して、3年かけて人材育成を行う考えだ。