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「短期景気は悲観し過ぎの必要ない」、TSMC董事長


ニュース 電子 作成日:2009年3月9日_記事番号:T00013889

「短期景気は悲観し過ぎの必要ない」、TSMC董事長

 
 台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長は7日、短期景気の見通しについて「緊急受注の効果があり、非常に悲観的とまではいかない」と語り、極端な減産の反動などによる緊急受注で、電子業界は一定の恩恵を受けているという見方を明らかにした。8日付経済日報が報じた。
 
 また、長期的見通しについては、「2011年または12年になってようやく08年の好景気水準まで回復する」という見解を示す一方、「運が悪かったり、政府の政策ミスがあれば、20年まで回復しない可能性もある」と指摘した。これは回復に10年以上の時間を要した1929年の世界大恐慌の轍(てつ)を踏む可能性もあるという見方だが、「現在は知識と科学技術が当時より大きく発達しているため、実際にはそこまでの時間はかからないと付け加えた。