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マクロニクス、Q1業績目標を引き上げ【図】


ニュース 電子 作成日:2009年3月10日_記事番号:T00013926

マクロニクス、Q1業績目標を引き上げ【図】

 
 半導体メモリー大手の旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)は9日、第1四半期の業績目標の引き上げを発表した。同期の生産能力利用率を50%に、出荷量は従来予測の前期比マイナス20~30%から同マイナス5~プラス5%に、粗利益率も15%~20%から34%~36%に上方修正した。呉敏求同社董事長は上方修正の理由について「主に東南アジアの顧客からの需要増のためで、テレビ市場で顕著な需要回復がみられ、ゲーム市場も予想以上に好調なためだ」と説明した。10日付工商時報が報じた。
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 マクロニクスの第1工場は月産能力がウエハーベースで3,000~5,000枚で、第2工場が同4万7,000枚となっている。現在第2工場はフル稼働に近づいており、第2四半期は外部に委託する可能性もあるとしている。

 呉董事長はまた、「今年1月から2月中旬までの急激な円高も当社にとって有利に働いた」と話した。ただ、日本円の為替レートは3月中には正常な水準に戻ると予測している。

 マクロニクスは同日、2月の売上高が自社決算で前月比48.6%大幅増の18億6,000万台湾元(約52億7,000万円)となったと発表した。