ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

チャータード銀、残高1万元以下で口座管理費


ニュース 金融 作成日:2009年3月11日_記事番号:T00013943

チャータード銀、残高1万元以下で口座管理費

 
 スタンダード・チャータード銀行は10日、台湾元普通預金の残高が1万台湾元を切った顧客から毎月85元(約244円)の口座管理手数料を徴収することを決めた。他行が追随するか注目される。11日付経済日報が伝えた。
 
 同行は「手数料徴収は収入が目的ではなく、顧客に資産の整理を促すためだ。1人で10個の口座を持っているようなケースでは、1つの口座で資産管理が可能かつ効率的だ」と説明した。
 
 口座管理手数料の徴収は諸外国では一般的だが、台湾では資産運用口座以外は導入されていない。外資系銀行は従来、資産額が大きい預金顧客が多いが、同行の場合は、吸収合併した旧新竹商業銀行の小口顧客を抱えている。今後は地場行を買収した外資系銀行が追随する可能性がある。