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金管会と中銀が圧力、口座管理費導入を見送り


ニュース 金融 作成日:2009年3月13日_記事番号:T00014010

金管会と中銀が圧力、口座管理費導入を見送り

 
 預金残高が一定額を下回った顧客から口座管理手数料を徴収する方針を固めていたスタンダード・チャータード銀行と大衆銀行は12日、相次いで同手数料の導入延期を決めた。行政院金融監督管理委員会(金管会)と中央銀行から相次いで圧力を受けたことが理由。13日付工商時報が伝えた。

 立法院財政委員会は同日、行政院金融監督管理委員会(金管会)に対し、口座管理手数料を徴収する銀行を預金全額保護の対象から外すよう要求した。また、中央銀行も同日、チャータード銀、大衆銀と急きょ接触して、見直しを求めた。

 中銀の楊金龍副総裁は両行との会合で、「口座管理手数料の徴収に中銀としては意見はないが、銀行が現在手数料の徴収を切り出すのは、タイミングが明らかに誤っている」と述べ、両行に再考を促した。