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中華映管、七星基地の工場建設に黄信号


ニュース 電子 作成日:2007年7月9日_記事番号:T00001404

中華映管、七星基地の工場建設に黄信号


 中部科学園区管理局が、工業用水の使用量抑制に向けて進出予定企業の業種見直しを開始し、液晶パネル大手の中華映管(CPT)による同科学園区第3期七星農場地区(台中県后里郷、通称七星基地)への進出計画に影響が懸念されている。7日付工商時報が伝えた。

 同科学園区管理局は、6日に開かれた行政院環境保護署との会合で、工業用水使用量をこれ以上増やさないとの立場を表明した。

 このため、同科学園区では工業用水を大量に消費する液晶パネルメーカーよりも水資源のリサイクルが進んでいる半導体ウエハー産業の進出を歓迎する空気が生まれている。

 中華映管は七星基地で土地の優先使用権を保有しているが、すでに6カ月の工場建設期限を経過している。同科学園区管理局は、「中部科学園区では用地確保が難しい状況なので、現時点で中華映管より工場建設が速い企業があれば、優先使用権を取り消すこともあり得る」との立場だ。