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台中地区、不動産物件の発売延期相次ぐ


ニュース 建設 作成日:2009年3月17日_記事番号:T00014075

台中地区、不動産物件の発売延期相次ぐ

 
 台中地区での不動産市況の冷え込みを受け、不動産開発業者が新規物件の発売延期を相次いで決めている。17日付工商時報が伝えた。

 このうち、龍宝建設は「龍宝誠臻邸」を当初1坪50万~60万台湾元(約143万~171万円)で発売する予定だったが、発売時期を遅らせる方向で検討している。聚合発建設は「聚合発独秀」を予約分譲方式から完成後の販売へと切り替えた。仁山建設、総太建設などはショールームの規模を縮小するなどし、市場動向を見極めている。

 台中市建築開発商業同業公会によると、金融危機の影響で、台中地区の不動産開発業者は自発的に物件投入を抑制しており、これまで相場上昇が目立った7期、美術館、中科、8期の4地域で、相場維持のために新規物件の投入を減らす動きが目立っているという。今年1~3月期の新規物件発売規模は20億~30億元にとどまる見通しだ。