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作成日：2007年7月10日_記事番号：T00001409
６月の輸出入、過去最高に
行政院主計処は９日、台湾における６月の輸出は前年同月比11％増の200億8,500万米ドル、輸入は同10.7％増の186億8,000万ドルとなり、いずれも過去最高を記録したと発表した。
輸出先を見ると、東南アジア主要６カ国が161億6,000万米ドルで、米国の153億5,000万米ドルを抜き、貿易相手国として東南アジアの重要性が高まっていることをうかがわせた。
上半期の累計では、輸出は前年同期比7.5％増の1,139億4,000万米ドル、輸入は同5.3%増の1,034億米ドルで、貿易黒字は同35.8％増の105億4,000万米ドルだった。
主計処は今年下期の輸出伸び率を6.8％と予測しているが、一般的に下半期は上半期より輸出需要が高まるため、さらに高い伸び率が望めるとの見方もある。
輸出が200億米ドルの大台に乗ったのは昨年９月以来で、主計処は「今後は200億米ドル台が常態化するのではないか」と話している。
