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NBAが台湾初上陸、10月に台北アリーナで試合


ニュース 社会 作成日:2009年3月19日_記事番号:T00014131

NBAが台湾初上陸、10月に台北アリーナで試合


 今年は台湾のバスケットボールファンにとって記念すべき年となりそうだ。全米プロバスケットリーグのNBAが、1946年の設立以来、初めて台湾で試合を行うことになった。

 NBAは台湾でも人気があり、04年にはマイケル・ジョーダンが、06年と07年にはコービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ所属)が台湾を訪れ、話題になった。

 NBAが北米以外で試合を行うのは、日本と中国に次いで台湾が3カ所目。10月8日、台北小巨蛋(台北アリーナ)で、デンバー・ナゲッツ(ウェスタン・カンファレンス、ノースウェスト・ディビジョン所属、本拠地:コロラド州デンバー市)対インディアナ・ペイサーズ(イースタン・カンファレンス、セントラル・ディビジョン所属、本拠地:インディアナ州インディアナポリス市)戦が行われる。

 台湾での初試合のチケットは、最高約1万台湾元(VIP席)から600元。早ければ4月にも1万枚が販売される予定で、完売は間違いないとみられる。

 ナゲッツは今シーズン、ウェスタン・カンファレンス3位、5年連続プレーオフ進出という好成績。最も知名度が高いのは、08年の北京オリンピックで金メダルを獲得した際の主力選手、カーメロ・アンソニー選手だ。

 一方、ペイサーズは2000年にはファイナルにまで進出したものの、04年の試合中にNBA史上最悪といわれる乱闘事件を起こしてからは、チーム成績も低迷。注目株はダニー・グレンジャー選手で、チームのバスケットボール運営部門社長で、80年代のNBA名選手だったラリー・バード氏の姿も見られそうだ。

 今回の試合、選手のほかに応援団や審判など関係者100人以上が専用機で訪台する。なんと、バスケットコートも米国から空輸する計画だとか。選手のギャラや食事、宿泊費、保険など総経費は500万米ドルにも上るという。