ニュース 商業・サービス 作成日:2009年3月19日_記事番号:T00014143
台南地区のホテルの稼働率が落ち込んでいる。背景には台南科学工業園区(南科)の企業の業績の落ち込みや、昨年10月の中国・海峡両岸関係協会(海協会)の張銘清副会長に対する暴行事件が、中国人観光客の客足に影響したとみられることがある。19日付経済日報が伝えた。
昨年11月にプレオープンした香格里拉台南遠東国際大飯店(シャングリ・ラ・ファーイースタンプラザホテル台南)は1泊平均の宿泊料金が3,400元(約9,700円)で、同クラスのホテルより2,000~3,000台湾元割安だが、1月の稼働率は27.7%と低迷した。
遠東集団の徐旭東董事長は18日、今月23日の正式オープンを控え台北でホテル説明会を開催、「デザインや内装は台北より良い」などと積極的にアピールした。
経済日報によると、台南を訪れる中国人観光客は徐々に回復しつつあるものの、人数は以前の1割程度だという。張副会長のガイドを務めた江文章氏は「大型のショッピングモールもなく、台南滞在は半日程度」と語り、中国人観光客の客足回復にはまだ時間を要すると語った。
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