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中国製の靴にAD関税、秋冬物の値上がり必至


ニュース その他製造 作成日:2007年7月10日_記事番号:T00001418

中国製の靴にAD関税、秋冬物の値上がり必至


 財政部が中国製の靴に反ダンピング関税を課すとの観測が強まり、一部販売業者が秋冬物の値上げを早々と決定するなど、値上がりは必至の情勢となっている。10日付経済日報が伝えた。

 財政部は今月13日までに反ダンピング関税を課すかどうか最終決定する。業界は課税決定を織り込んでおり、一部ブランドは30%の値上げを決めた。

 台湾市場で販売されている靴の60%は中国製とされる。女性用の靴ブランド「ダイアナ」の担当者は、「反ダンピング関税率43.46%に本来の関税7.5%を加えると、輸入関税は51%にもなる。秋冬物の値上げの波は各ブランドに及ぶ」との見方を示した。中国の靴工場の従業員賃金が上昇していることも打撃となっている。