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石油・化学
作成日：2007年7月10日_記事番号：T00001419
李長栄、代替エネルギーに重点
化学大手、李長栄集団の李謀偉董事長は９日、代替エネルギー事業を拡大するため、傘下の李長栄化工が16億米ドルの投資を計画していることを明らかにした。10日付工商時報が伝えた。
メチルアルコール、エチルアルコール、多結晶シリコンを柱として、今後３年間で投資を行う方針。原材料確保を容易にするため、合弁方式での事業展開を念頭に置いている。５年後の時点で代替エネルギー事業の売上比率を現在の11％から50％近くまで引き上げたい考えだ。
同社はカタールにメチルアルコール工場を建設した経験を踏まえ、12億米ドルを投じ、同工場を３カ所増設する。３工場それぞれ別の合弁相手と年内に契約を目指す。
エチルアルコールに関しては、キャッサバ、サトウキビなどの産地への工場設置を見込んでおり、進出先としては東南アジアを有力視している。
