広達電脳（クアンタ・コンピューター）の王震華総経理は９日、辞意を表明したことを明らかにした。10日付経済日報が伝えた。
王総経理は「林百里董事長が健康で、経営も順調で、人生の次の一歩を考えるときが来た。終わらないパーティーはない」と辞意の理由を語った。８月25日の取締役会で了承されるか注目される。
王総経理は林董事長、梁次震副董事長と並ぶ創業メンバーとして知られる。辞任が鴻海精密工業との合併説に関係しているとの一部観測について、王総経理は「鴻海と広達は合併する必要はないと過去も繰り返してきた。それとは関係ない」と強調した。
