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台湾航業の「台華輪」、アモイに就航


ニュース 運輸 作成日:2009年3月31日_記事番号:T00014390

台湾航業の「台華輪」、アモイに就航

 
 台湾航業(タイワン・ナビゲーション)は、高雄~澎湖島・馬公を運航しているフェリー「台華輪」を、4月20日から高雄~澎湖~アモイを結ぶ中台直航チャーター便として就航させる。4~5月で計4便が交通部の許可を受け、中国の運輸当局も間もなく認可する見込みだ。第1便の乗船チケット900人分はすべて福建省の旅行社が扱い、定年退職した世代をターゲットとして販売する。31日付聨合報が伝えた。

 台湾航業の陳志凡・高雄支社経理によると午前に高雄を出航し、同日午後に馬公着、1日澎湖に滞在した後、翌日午後にアモイへ向け出発するスケジュールだ。陳経理は、「チャーター便は比較的旅客の少ない月~木に就航させるため、高雄と馬公の利用者には不便をかけず、中国人観光客は両地で少なくとも1泊ずつすることになり、現地の観光業にも貢献する」と説明している。

 「台華輪」は現在、年間7,000万台湾元(約2億220万円)の赤字となっており、アモイへの就航で増収を狙う考えだ。