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中高年の失業給付支給期間、9カ月に延長


ニュース その他分野 作成日:2009年4月1日_記事番号:T00014419

中高年の失業給付支給期間、9カ月に延長

 
 立法院は31日、現行では6カ月となっている失業給付の支給期間について、比較的失業期間が長くなる傾向がある45歳以上または、心身に障害を持つ労働者の場合、9カ月に延長する改正案を可決した。1日付中国時報が報じた。

 また立法院は同日、収入のない配偶者、未成年または心身に障害を持つ子女を扶養する労働者が失業した場合に受けられる失業給付額を、現行の失業前給与の60%から、70~80%に引き上げることも決定した。

 このほか、その他労働者に対する給付支給期間についても、失業率上昇の程度やその他状況を考慮して9カ月、必要であれば12カ月を上限として延長する権利を、行政院労工委員会(労委会)に付与することを決めた。

 労委会の王如玄主任委員は、失業給付支給期間の全面延長について「9月までに関連方案を準備する」とした上で、「財源となる就業保険基金への負担が大きく、期限を区切った措置となる」と語った。