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樹谷園区の一部、台南科学園区に編入へ


ニュース 建設 作成日:2007年7月11日_記事番号:T00001444

樹谷園区の一部、台南科学園区に編入へ


 行政院国家科学委員会は10日、台南県政府が運営する液晶テレビ専用工業団地「樹谷園区」(274ヘクタール)のうち、82ヘクタールを隣接する台南科学園区に編入する方向で検討が進んでいることを明らかにした。

 樹谷園区は液晶テレビ組み立て工場の進出を見込んで整備されたが、業界環境の変化で、台湾での液晶テレビ生産の採算性が低下したため、台南県政府は台南科学園区に用地活用を打診した。

 樹谷園区への企業誘致も曲折が相次いだ。奇美電子(CMO)が第6世代液晶パネルの工場建設を計画したが、環境影響評価の段階で足止めを受けている。このため同園区でガラス溶解炉を計画している旭硝子も、再検討を迫られていると報じられている。

 国家科学委は、奇美電子と旭硝子の環境評価問題は解決可能との立場だが、一連の問題で企業誘致に障害が出るのが必至の状況だった。