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福建省、台湾系銀行に優遇措置


ニュース 金融 作成日:2009年4月2日_記事番号:T00014452

福建省、台湾系銀行に優遇措置

 
 中国福建省政府は、同省で台湾系銀行による中国の銀行への出資比率上限を大幅に緩和する方針を固めた。2日付工商時報が伝えた。

 中国では現在、銀行に対する外資の出資上限が20%に制限されている。福建省の構想は、同省を「海峡西岸経済区」と位置づけ、台湾系銀行による出資上限を50%まで緩和することを目指すものだ。5月に開かれる「海峡フォーラム」で正式発表を目指す。緩和が決まれば、香港富邦銀行によるアモイ市商業銀行への出資拡大などが見込まれる。

 中国の外資銀行管理条例は、外資による銀行への出資上限について、香港、マカオ、台湾の金融機関は別途規定があれば、同条例の制約を受けないことが定められており、出資上限の緩和に含みを残していた。